I♡ブレスト

 

 

宇宙戦艦ティラミスのキービジュアルから、私が前々から導入してみたかったブレーンストーミング形式での発注打ち合わせを導入させて頂いております。

 

 

先日も宣伝会社さまから発注案件があり、今回もブレスト形式で会議させて頂きました。

 

 

アニメ制作の現場ではあまり導入されてないと思うので、今回行った状況図をさくっと作ってみました。

 

 

 

 

今回は発注元が宣伝会社案件でしたので、宣伝会社の担当者と出版社・編集者の方々にお越し頂きました。

 

 

あらかじめ宣伝担当者の方が提案書を7パターンくらい作成して頂いていて、そこから方向性を絞って作画を担当する私がホワイトボードに案を描いて行き、それに対してその場で意見を出しつつまた提案していく作業をして、2時間で大ラフがまとまりました。

 

 

ちなみに前回も同様のブレスト形式でホワイトボードに宇宙戦艦ティラミスのキービジュアルの大ラフを起こしたものがこちらです。

 

 

こちらはライツ部からの発注案が1つでしたので方向性が1パターンからのスタートでしたので1時間くらいでまとまりました。

 

 

こういう発注形式が普通なのでは?と一般業種の方は思うのかもしれません。

 

 

アニメの現場は作業者が全員その会社の社員ではなく、業務委託が細部化されているので、基本データやメールでやり取りされています。

 

 

 

通常のメールでのやり取りを簡単に図にしてみました。

 

 

このセットをラフ発注・ラフ制作・清書・着彩・完成ごとに1周するのですが、わたしはこの一方通行のシステムが案件内容によっては適さないと思っていて。

 

 

今回のようなアイディアが必要であったり、宣伝で使用される版権イラストの場合はブレスト形式の打ち合わせにした方がかなり効率的で汎用性の高い素材を提供できると思っています。

 

 

宣伝担当者の方の意見が一番重要だと感じていて、そのイラストや素材で視聴者にどういうサービスを提供するか、楽しんでもらえるか、アニメに興味を持ってもらって見てもらえるか、そういう目線でお仕事をしているのが宣伝さまなので。

 

 

宣伝の方々が欲しい素材や絵を描くのがベストだと思っております。

 

 

その際にキャラクターやテイストが原作から逸脱していないか等の原作監修者がその場に必ず必要です。

 

 

今後もブレスト形式をアニメ制作現場に積極的に取り入れていけたらいいなと思ってます。

 

 

ただこのブレーンストーミング形式の会議には欠点がありまして、、、それは最終決定権を持っている担当者がその場に必要である。という所です。

 

 

だらだら話して終わる無駄な会議はだいたいこの決定権を持っている人がその場に居ない時に起こりやすいと思っています。

 

 

ちなみに上記の図、通常のメールでのやり取りの方がベストな案件も勿論あります。

 

 

それは既に必要な素材や絵が明確である案件。

 

 

ゲームの素材などがそれに該当しやすいです。SEGAさんの頭文字Dzero案件がそうですが、以前ブログでも描きまして発注書の指示が明確で疑問を一切抱かせない完璧な発注書で最速で描き上げられます。

 

 

お見せ出来ないのが残念です。完璧なのに…。

 

 

今後もメインで参加しているアニメ作品の場合は、ブレスト形式に適す案件があれば積極的に取り入れてもらえるよう、提案して行こうと思っています。

 

 

それでは、いつも最後までお読み頂き、どうも有難うございます。

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